Blogブログ
量と質
何事においてもそうですが、もれなく仕事も「量と質のどちらが大事か」の議論があります。質の良い方法で仕事をたくさんすれば万事解決ですが、質を追い求めつつ量を担保するのは至難の業です。ハイレベルで質と量の両立が出来るビジネスマンを少なくとも僕は見た事がありません。
営業活動においても、質の良い行動をたくさんやるに越した事はないのですが、若い時の経験を踏まえて今思う事は「量は出来るうちにやっておきましょう」です。年齢を重ねると体力が衰えて自然と量が出来なくなります。質を高められたらベストなのだろうけど、量が出来る内は量でカバーしようとなってしまうものです。
必要に迫られての量から質への転換です。環境が恵まれ過ぎていると甘んじてしまうもので、不遇な環境から良い人材が生まれてくるのは、人は窮地に立たされると解決策を考えるからです。
要するに量で知識と経験を蓄積させないと質への転換がままならないのです。若いうちから要領よくこなそうなんて都合の良い話なのです。新人時代に「うだうだしてないで良いからやれよ」と上司に言われた言葉はあながち間違ってはいなかったという事です。それでは今日も持ち場で頑張りましょう。